東京23区凸凹地図
近年、「ブラタモリ」などの番組で紹介され愛好家が増えている、高低差に富んだ地形を歩いて楽しむ「スリバチ散歩」。とりわけ東京都心部は武蔵野台地が形づくるスリバチ地形の宝庫ともいえる。本書は散歩に適する1万分の1地図を基本に凸凹地形を極力正確に表現した、日本初の「スリバチ地図帳」である。地図上には地形や古道、暗渠、坂道や階段に詳しいその道の達人たちの協力のもと、スリバチ散歩に欠かせない情報もたっぷりと盛り込まれている。
皆川典久
皆川典久(みながわ のりひさ)東京スリバチ学会会長。1963年群馬県薗橋市生まれ。東北大学工学部建築学科卒業。2003年にGPS地上絵師の石川初氏と東京スリバチ学会を設立し、都内の谷地形に着自したフィールドワークと記録を続ける。2010年に「タモリ倶楽部」に出演。現在も「ブラタモリ」をはじめ多数のメディアに出演。
荻窪圭
荻窪圭(おぎくぼ けい)1963年生まれ。古道・古地図愛好家。著書「東京古道散歩」をきっかけに「タモリ倶楽部」などに古道研究家として出演。東京の古道・古地図愛好家として、歴史散歩系記事や新潮講座「東京古道散歩」、「まいまい東京」などフィールドワークのガイドも務める。
松本泰生
松本泰生(まつもと やすお)1966年静岡県生まれ。1991年早稲田大学理工学部建築学科卒。同大学院博士課程、助手を経て、同大学客員講師を務める。東京都心部の斜面地の景観に関するフィールドワークを行い、その一環として階段を調べ始め、都市の階段研究における第一人者。
本田創
本田創(ほんだ そう)暗渠者。1972年東京都新宿区生まれ。1997年より、東京の暗渠や水路、湧水などの探索の成果をウェブサイトにて公開。著作に「東京暗渠学」、編著に「東京『暗渠』散歩」など。NHK文化センターなどでの講師も務める。
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地図・地形散策の達人
皆川典久さん
商品仕様
発売日 | 2020年12月 | ISBN | 9784398145963 |
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寸法 | A5 | その他 | 昭文社 |